前回、通信制高校の合同相談会で「四谷学院高校」の相談ブースでのお話をしました。
そのとき、個別相談で担当してくださったのが 横浜キャンパスの校長先生 でした。
本来は別の先生が来る予定だったそうですが、急きょ対応してくださったとのこと。
柔らかい笑顔で、こちらの状況を否定せずに丁寧に話を聞いてくださり、
「この先生がいる学校なら、もう少し詳しく知りたい」
そう思えたのが、見学へ進むきっかけでした。
当初、私たちは 四谷や池袋といった都心の校舎 を見学候補にしていました。
通いやすさや知名度を考えると、そのあたりが自然だと思っていたからです。
ところが校長先生が、
「柏キャンパスはアットホームで、電車も混みにくいですよ」
と、まったく想定していなかった選択肢を教えてくださったのです。
そっか、都心以外は考えていなかったけど、そういう選択肢もあるんだな。
子どもの負担を考えると、下り方面という選び方も確かにあり得る。
そう感じて、私たちは 柏キャンパスの見学 を予約することにしました。
💡 記事の内容について:
この内容は私が見学した際の情報です。最新のコース名や運用は変更されることもあるので、公式サイトもあわせてチェックしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 四谷学院高校・柏キャンパスのリアルな“空気感”
- 見学当日に感じた“予備校らしさ”の正直な印象
- わが子が感じた“言葉にできない違和感”の正体
- 親として揺れた気持ちと、最終的に気づいた大切な視点
- 「通えるかどうか」は条件ではなく“空気”で決まる理由
見学当日|一歩入った瞬間に感じた“圧倒的な空気”
見学は夕方17時半から。
初めて訪れる場所なので早めに到着し、少し周辺を歩いてから校舎へ入りました。
そして、足を踏み入れた瞬間——
壁一面の合格実績。
「合格🌸東京大学」
「合格🌸慶應義塾大学」
「合格🌸早稲田大学」
所狭しと貼られた「合格おめでとう!の張り紙」の“まぶしさ”に、思わず目を細めました。
それは、良くも悪くも “ここは本気で勉強する場所なんだ” という空気が一瞬で伝わってくる空間でした。
ちょうど予備校の授業が始まる時間帯だったため、次々と生徒が入ってきます。
受付の方が一人ひとりに明るくあいさつしていて、その点はとても好印象でした。
まずは個別相談|校長先生の丁寧な説明
受付を済ませて少し待っていると、 ほどなくして校長先生がやってきました。
案内された部屋で、校長先生から
- 通い方
- タイムスケジュール
- 学費
- スクーリング
などを丁寧に説明していただきました。
実際のコース内容やタイムスケジュール、そして気になる学費のご案内(2026年度版)については、公式サイトに詳しく載っています。
制度としてはとても整っていて、 「しっかりしている学校だな」という安心感はありました。
校舎案内で感じた“静けさ”
説明のあと、校舎内を案内していただきました。
そのとき感じたのが、 “小声で話さないといけないような静けさ” でした。
- フロア全体に、空気がピンと張っているような感覚
- 自習室の前では、物音ひとつ立ててはいけないと気をつかうほどの静けさ
- それぞれの席で、黙々と勉強する生徒たちの姿
予備校特有の、 「集中している人の空気」 が漂っていました。

……静かだね(小声)

うん……(小声)
私は心のどこかでこう思っていました。
「この空気、わが子はどう感じるだろう」
“良い環境”と“圧”は紙一重
- 壁一面の合格実績
- 集中できる環境
- 周りのみんながライバルのように見える空気
それはとても良い環境である一方で、
「やっぱり今までみたいに、勉強をがんばらないといけないんだ」
という圧のようなものも、正直感じました。
進学校で、毎日「勉強・部活・学校行事」と忙しすぎる日々を送っていたわが子。
その疲れを見てきたからこそ、
「この空気は、もう一度がんばれる場所なのか」
それとも
「またしんどくなってしまう場所なのか」
その答えを、無意識に探していた気がします。
そしてやはり、その雰囲気は、進学校で疲れ切ってしまったわが子にとって、
刺激が強すぎるかもしれない と感じていました。
見学後のわが子の反応|言葉にできない“違和感”
帰り道、わが子はハッキリとは言いませんでした。
でも、
「高校卒業資格だけでもいいかも」
「勉強は自分でできると思う」
そんな言葉が出てきました。
今思えばこれは、 「ここじゃない」 というサインだったのだと思います。
はっきり「嫌だ」というわけじゃない。
でも前向きでもない。
その“微妙な違和感”こそが、本音でした。
親として揺れた気持ち
正直に言うと、私は一瞬迷いました。
「ここなら希望する大学に行けるかもしれない」
「もう一度やり直せるかもしれない」
「自信を取り戻せるかもしれない」
そんな希望が、頭をよぎったんです。
でもそれは、
子どもの気持ちではなく、完全に“親の願い”でした。
あとから振り返ると、
あのときの私は
「正しそうな選択」
をしようとしていたんだと思います。
同じ学校でも「キャンパス」によって印象は変わる
そしてもうひとつ、大きかったこと。
それは——
同じ学校でも、校舎やそこにいる先生やスタッフの方たちが違えば、雰囲気も別もの
ということです。
合同相談会でお会いした横浜キャンパスの校長先生の印象と、
今回見学した校舎の空気は、少し違って感じました。
どちらが良い・悪いではなく、 「合う・合わないがある」 という感覚です。
だからこそ後日、
「別の校舎なら印象が変わるかもしれない」
そう思い、実際に別のキャンパスにも足を運ぶことになります。
👉 この体験は、別の記事で詳しく書きます。
結論|“通えるかどうか”は条件ではなく“空気”で決まる
今回の見学で強く感じたこと。
学校選びは、条件だけでは決まらない。
- 通学の負担
- 校舎の空気
- そこにいる人の雰囲気
こういったものが、想像以上に大きいと実感しました。
特に疲れている子にとっては、 “環境の刺激の強さ”が合うかどうか が本当に大事。
どれだけ制度が整っていても、 どれだけ進学実績があっても、
「その子が安心していられる場所かどうか」
ここがズレてしまうと、続かない。
だからこそ、
- 実際に足を運んでみること
- できれば複数の校舎を見比べてみること
これは本当に大切だと思いました。
同じ学校という枠組みであっても、校舎ごとに「色」が異なります。
働く人や生徒たちが作り出す空気感によって、
わが子にとっての「居心地の良さ」
は大きく変わるのだと実感したからです。
「空気感」の相性はわかったけれど、では具体的にどんなふうに勉強を進めていくのか?
四谷学院ならではの「55段階学習」や実際の通い方など、
気になる学習内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。


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