「このままでいいのだろうか」と、暗いトンネルの中にいたあの頃。
スクールカウンセラーの先生とお話ししたことで、「通信制高校」という選択肢を本格的に考え始めました。
当時の私は、通信制高校について「何も知りませんでした」
「仕組みは?」
「大学進学はできるの?」
と不安ばかりが募り、ネットやAIに問いかける日々でした。
「まずは直接、自分の目で確かめてみよう」
そう決心して向かったのが、通信制高校の合同相談会です。
今回は、通信制高校のことを何も知らなかった私たちが、初めて通信制高校の世界に触れ、
少しずつ前を向けたリアルな体験談をお届けします。
この記事でわかること
- 通信制高校の合同相談会(学びリンク)のリアルな雰囲気
- 初心者が活用すべき「コンシェルジュ」と学校選びのヒント
- 進学校から通信制高校を検討する親子が、会場で得た大きな“気づき”
驚きの熱気!新宿で開催された合同相談会へ
私たちが予約したのは、新宿の「ベルサール新宿グランド」で開催された、学びリンク主催の合同相談会です。
全国で開催されている有名なイベントで、事前にスマホから来場予約をして向かいました。
会場に入った瞬間、私は思わず足を止めてしまいました。
「こんなに人がいるの……⁉」
予約制にもかかわらず、会場はあふれんばかりの親子。
その光景に圧倒されつつも、私は不思議と少しだけ安心したのを覚えています。
「悩んでいるのは、うちだけじゃないんだ」
その場にいるだけで、孤独な戦いから解放されたような、少しだけ勇気をもらった気がしました。
まずは「通信制コンシェルジュ」に相談
会場でどう動けばいいか迷っていた私たちに、スタッフの方が勧めてくれたのが
「通信制コンシェルジュ」による相談コーナーでした。
ピンクのビブスを着た専門家が、個別の状況に合わせて学校選びをサポートしてくれるサービスです。
ここも大人気で15〜20分待ち。
それだけ多くのご家庭が、これから進むべき『ヒント』を求めているのだと実感しました。
順番が来ると、口数の少なくなったわが子の代わりに、私が今の状況を説明しました。
そして、子どもに、そっと聞いてみました。
すると子どもは、少し考えてから、ぽつりぽつりと話しはじめました。

どういう学校がいい?希望はある?

今は疲れているから、毎日通うのは大変かもしれない……

そうだよね、疲れちゃったよね……。ほかにはある?

はじめは週1〜3日くらいしか行けないかもしれない……

登校日数も選べたらいいよね。ほかにある?

でも、大学進学はしたいとは思ってる

おー✨大学は行きたいんだね

なるほど。今の状況で無理なく通えて、大学進学にもチカラを入れている学校ですと……

このあたりの学校がオススメですよ✨
そう言って、いくつかのパンフレットを提示しながら具体的に教えてくれたのが、以下の学校でした。
四谷学院高校のブースで知った「通信制の今」
最初に向かったのは四谷学院高等学校のブースでした。
ブースは大混雑で、相談を待つ人の椅子が足りなくなるほど。
「同じような悩みを持つ親子が、こんなにいるんだ」
と改めて実感しました。
相談が始まり、 ほかの通信制高校との違いや学習の進め方、大学合格実績などを聞きました。
その中で、特に印象に残った言葉がありました。
「進学校から転学してきた子にとって、一般的な通信制の受験対策では『物足りない』ことが多いんです。進学校からやっとの思いで転学したのに、その通信制高校も合わない……。だから結局、塾に通うことになり、また心が疲弊してしまう……。残念でならないその現状を変えたくて、本格的な受験対策ができる通信制高校を開校するに至りました」
そう語る熱い思いのなかには、確かな自信と「進学校で立ち止まった子」への深い理解が感じられました。
※注:四谷学院高等学校は2025年4月に開校した新設の通信制高校ですが、予備校や高卒認定(高認)、発達障害児支援など教育分野で50年の歴史がある学校です。(四谷学院高等学校 公式サイトはこちら)
「通信制でも、これまで積み上げてきた学力を諦めなくていいんだ」
その事実は、大きな希望の光になりました。
ひととおり説明を聞いたあと、担当の方からこんなお話をいただきました。
「もしよければ、実際の校舎を見学してみませんか?」
その場で学校見学の予約をすることにしました。
実際に校舎へ行ったときの様子は、また別の記事で詳しく書こうと思います。
この日の“気づき”と、親としての本音
進学校で苦しんでいたあの頃、私たちは「今の学校でがんばるしかない」と思っていました。
でも、合同相談会に参加して、私が強く感じたことは、
- 通信制高校を選ぶ親子は、決して少なくない
- それぞれに事情があり、悩みがあり、必死に情報を探している
- 「うちだけじゃない」という安心感は、想像以上に大きかった
そして、この相談会でわが子が「大学進学はしたい」と話してくれたとき、私は“進学”そのものよりも、
「子どもが少しだけ前を向けた」
そのことが何よりうれしかったのだと思います。
もちろん、大学進学はしてほしいという気持ちはありました。
日本は、まだまだ学歴社会。
やりたいことが明確でないなら、選択肢を広げるために挑戦してほしい。
でも、もし子どもが心から熱中できる何かを見つけて、その道に進みたいと言うなら、それが一番だとも思っています。
私の願いはただひとつ。
「笑顔を取り戻してくれること」
そのための選択肢として、通信制高校があるのだと感じた一日でした。
まとめ
この合同相談会は、私たちにとって大きな転機であり、大きな一歩でした。
それまで「通信制高校」は、ほとんど知らない世界。
でも実際に話を聞いてみると、学校ごとに特色があり、大学進学を目指せる道も、自分に合った通い方も、たしかに存在していました。
「通信制高校を選ぶ」という決断は、決して後ろ向きなことではありません。
「自分たちの正解を探すための前向きな選択」なんだと感じられた日でした。
次の記事では、四谷学院の校舎見学のリアルな体験談を詳しくお話しします。
もし今、同じように悩んでいる方がいたら、この体験が少しでも参考になればうれしいです。


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